ハロプロが大好き。
メンバーも好きだけれど、
何よりつんくさんの作る楽曲が好き。
先日、つんくさんが咽頭ガンのため
声帯切除したと発表があった。
現在、声を失っているつんくさん。
つんくさんって今は歌手業やってるの?
と思う人も多いのかもしれないけど
つんくさんは自身が作っている曲の
仮歌はかならず自分がうたうことで
細かいニュアンスまでこだわって作り、
それをハロプロメンバーに渡していた。
レコーディングのときにも立ち会って
やっぱり自ら歌って見せることで
リズムの取り方や歌詞の発音を示していた。
去年頃からハロプロのリリース感覚が鈍り
出てくる曲もつんく作詞作曲というのが
がくんと減っていたことから
なんだかおかしいな?と感じていた。
その矢先の発表だった。
よかった。
生きててくれて。
生き延びる方を選んでくれて。
歌えなくなったのかもしれない。
歌手やプロデュース業には影響が出るのかもしれない。
なによりこの状況で一番辛いのは
つんくさんだとも思う。
でも生きててくれてよかった。
一時期、姿すら見せなくなって
ハロプロメンバーも不自然なほど
つんくさんの話題をしなくなって
正直、死んじゃうのかと思った。
だから、生きててくれてよかった。
たとえ歌えなくなって
新しい曲もできなくなっても
生きててくれるだけでファンは幸せです。
過去に作ったつんくさんの曲は消えないから。
もしも死んでしまったら、
その曲も楽しく聴けないのだから。
実際は、声を出すことを諦めていないそうで
食道発声法という方法での
発声の訓練をしているそうです。
難しいのだと思う。
でもつんくさんが諦めていないなら
そこに道はある。
そう、つんくさんの今までの曲に書いてある。
つんくさんの曲の何が好きって
結局最後は前向きで、
地球上のすべての事柄を愛しているからです。
悲しいことがあっても、
辛いことがあっても
「ここが踏ん張りどころよ」と
前向きに生きていく女の子を描いている。
だから、つんくさんがこの選択をしたのは
つんくさんらしいし、
訓練についてもつんくさんなら
やりぬくんだろうなと信じています。
つんくさんの気持ちはつんくさんにしかわからない。
本当は死んだほうがマシなくらい
辛い、と悩んだのかもしれない。
でも生きていれば可能性が残る。
それにかけてくれたのだろう。
それだけで、ファンとして満たされる気持ちである。
この結果を選んでくれて
本当に嬉しい。
ありがとうございます。
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それと同時期に、
漫画「妖狐×僕 SS」(通称「いぬぼく」)の作者である
藤原ここあ先生が息を引き取ったそうだ。
私はこの「いぬぼく」以外は読めていなかったから
ここで熱く語るのはおこがましいのだろう。
それでも、とても悲しい。
病死としか現段階では公表されていないが
なんにせよ30歳すぎという早すぎる死である。
現在連載中の作品は
物語の途中で最終回となった。
このまま一生、
本当の結末を見ることは
出来ないのだろう。
死ぬとは、そういうことなのだ。
だから、やっぱり生きていて欲しいと思う。
私の好きな人全員に、
できるだけ長く。